ヘルシンキで世界フィギュアスケート選手権のお客様へ至福のひと時を
世界フィギュアスケート選手権は2017年3月29日~4月2日、フィンランドの首都ヘルシンキで開催されます。競技会場のハートウォールアリーナ(Hartwall Arena)には、オリンピック金メダリストの羽生結弦を含む世界各国から選りすぐりのフィギュアスケーターたちが集います。日本からのヘルシンキへの観戦者も約2000人と予測されているところです。
Foto: Harri Tarvainen / Visit Finland
世界フィギュアスケート選手権には、44か国から199人のスケーターが参加を申し込んでいます。男子シングル競技に37人、女子シングル競技に38人、ペア競技に29組、アイスダンス競技に33組が出場予定です。
世界から何千もの観戦客がヘルシンキを訪れようとしており、街はそんなお客様を迎える準備に余念がありません。
特に、競技場が感動で包まれるように気を配っています。
「大会中のハートウォールアリーナの装いは、フィギュアスケート、フィンランドの美しい自然そして世界選手権のロゴからインスピレーションを受けています。世界選手権のロゴの白い背景を、雪、氷、さらに夏の真っただ中の白夜祭、春のフィンランドに咲き乱れる美しい花の輝きを象徴した花々と組み合わせているのです。さらに、フィンランドらしさは視覚的な明瞭さと清々しさにも表れています。」と、五感にやさしいデザインを得意とするコンセプトデザイナーのマルギット・ショールース(Margit Sjöroos) は言います。
花のテーマは、競技場のインテリア、案内表示、表彰台の飾りつけなどにも見受けられます。緑の植物をあしらうことで、スケート場のあちこちに庭園らしさを生み出してもいます。
五感にやさしいスペース計画の他にも、この大会では新しい視覚的なアプローチにも力を入れ、それらをKiss&Cryスペースやグリーンルーム(Green Room)に取り入れています。
Kiss&Cryスペースは、ヘルシンキ大会のために全くこれまでにないタイプに仕上がっています。ヘルシンキの新しい視覚的な印象や動画を大規模なプロジェクターを用いてスクリーンに投影するのです。さらにKiss&Cryおよびグリーンルームのスペースでは、フィンランドデザインを見ることもできます。インテリアの担当はアルテック社(Artek)です。
アルテックは、現代デザインの中でもその革新性で有名です。アルテックの商品の中には、家具・照明・インテリア商品などが含まれており、フィンランドや世界を代表するデザイナーたちがデザインしています。
アルテックの本社はヘルシンキにありますが、ヘルシンキにはフラッグシップショップのアルテック・ヘルシンキ(Artek Helsinki)やアルテック・セカンドサイクルショップ(Artek 2nd Cycle)もあります。
Artek Helsinki Store, Keskuskatu 1B
ヘルシンキは観戦客の皆様に感動をお届けします
ヘルシンキは観戦客の皆様に、都会の躍動と静かな休息地の両方をお届けします。街のサウナ文化は世界がよく知るところです。一般の人々に開放されているサウナも点在しています。サウナの他に、観戦客の皆様はムーミンたちにも出会えるかもしれません。ヘルシンキにはすでに3つのムーミンカフェがあり、シアター・ミュージアム (Teatterimuseo) では『芝居小屋のムーミンたち』という展覧会を開催中です。
世界選手権を訪れる皆さんへのヘルシンキ・アドバイス10
1.ムーミンカフェ(Mumin Kaffe)
地区:Kruununhaka
住所:Liisankatu 21
00170 Helsinki
地区:Töölö
住所:Mechelininkatu 3
00100 Helsinki
ストックマンデパート内
Stockmann Helsinki
住所:Aleksanterinkatu 52
5階
2.アヌ・ペンティック: 3スペース
暖かい色や有機的な形で知られる陶芸家のアヌ・ペンティック(Anu Pentik)が、クンストハレ・ヘルシンキ美術館(Kunsthalle / Taidehalli)に大規模な装置を持ち込み、広いホールに3つのスペースを生み出しています ― 高い空、石だらけの地、そして様々な色に彩られたパラダイスです。
3.ロウリュ (Löyly)
海に面した地に建つ新しく立派なサウナとレストラン。
ロウリュのユニークな設計は世界中の注目を集めました。
http://www.loylyhelsinki.fi/en/front-page/
4.芝居小屋のムーミンたち
『芝居小屋のムーミンたち』展では、ムーミンと仲間たちのお芝居やトーベ・ヤンソンの舞台作品、特にムーミンに関するものを紹介しています。
1949年に行なわれた舞台ムーミン初演時の衣装や下絵なども展示されています。トーベ・ヤンソンは、この舞台の脚本、衣装・舞台装置の計画を担当しました。これらの素晴らしい衣装を見たことがある人はそう多くありません!
http://www.teatterimuseo.fi/en/exhibitions/temporary-exhibitions/moomins-at-the-theater/
5.レストラン サヴォッタ (Savotta)
http://www.ravintolasavotta.fi/en/frontpage.html
6.レストラン ユーリ (Juuri)
7.デザイン博物館 (Designmuseo)
フィンランド独立100周年を記念して、デザイン博物館では完全に新しいコレクションを展示しています。この展覧会では、フィンランドの福祉国家の発展においてデザインが不可欠な要素であったことを示します。生活の物語を通してデザインの歴史を描く5つのテーマに分かれています。
http://www.designmuseum.fi/en/
写真:
ボールチェアー
デザイナー エーロ・アールニオ(Eero Aarnio)、1963年
写真撮影:ラウノ・トラスケリン(Rauno Träskelin)
8.Come to Finland展
2月17日に国立博物館 (Kansallismuseo) で始まったCome to Finland – Paradise Calling (フィンランドへいらっしゃい - パラダイスが呼んでいる)展は、フィンランドが独立を宣言する前後にいかに外国の人々に自分たちを宣伝したかを紹介しています。手つかずの自然の魅力を体験できる一方で、前進的で国際的で開放的なフィンランド社会というパラダイスを、ポスターやスローガンは描いてみせました。
http://www.kansallismuseo.fi/en/index
9.世界遺産 スオメンリンナ (Suomenlinna)
中国の万里の長城、アテネのアクロポリス、グランドキャニオン、そしてスオメンリンナ。ユネスコの世界遺産リストには、人類共通の遺産と認められた数多くの文化・自然遺産と共にスオメンリンナが上がっています。
スオメンリンナは、ユネスコの世界遺産のひとつであり、フィンランドで最も人気のある観光地のひとつとなっています。入場料はいりません。必要なのは島へ渡るためのフェリーの料金だけです。スオメンリンナもヘルシンキ市の一部です。
10.クラリオンホテルのスカイルーム (Sky Room)
クラリオンホテル・ヘルシンキ(Clarion Hotel Helsinki)の頂上に位置するスカイルームは、この街の人々が集う新しいスポットです。スカイルームでは、この首都の建物を見渡す息をのむような景色をお楽しみいただけます。
https://www.nordicchoicehotels.fi/clarion/clarion-hotel-helsinki/tilat/sky-room/
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More information:
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Jenny Taipale
jenny.taipale@hel.fi
tel. +358 (0)9 310 25611