新製品:マルチパーパス用マスク描画装置FPS8100を発表

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2018年4月18日 - Mycronic AB(マイクロニック、本社:スウェーデン、日本法人:マイクロニックテクノロジーズ株式会社、東京都調布市、代表取締役社長:マグナス・ローベリー)は本日、マスク描画装置FPS8100を発表しました。FPS8100は、有機ELディスプレイ製造の蒸着プロセスで使用されるファインメタルマスク製造用のフォトマスクの需要増加に対応するために開発されました。

マイクロニックはフォトマスクを製造するマスク描画装置をご提供しており、様々な分野で使用されています。 ディスプレイ(テレビ、スマートフォン、タブレット等)用及びマルチパーパス用の描画装置を取り揃えており、幅広いアプリケーションに対応することが可能です。

FPS8100はマルチパーパス市場の多様なアプリケーションに使用することができます。新技術を搭載した最新のプラットフォームが採用されており、性能、安定性、描画速度が向上しました。2種類の描画レベルが選択可能で、最大で1,400mm × 1,620mmのマスクを描画することが出来ます。FPS8100は、第6世代までの有機ELディスプレイ製造時の蒸着プロセスで使用されるファインメタルマスク製造用のフォトマスクの効率的な生産を可能にしました。

マイクロニックPattern Generators上級副社長Charlott Samuelssonのコメント:

「FPS8100は、非常にコスト効率の良いファインメタルマスク用フォトマスク製造に寄与します。2017年下期に受注した2台のFPSシリーズの特注品は、成長中のこの市場向けのものでしたが、この度正式に製品として発表することになりました。」

マルチパーパス向けの市場はマイクロニックの主力である最先端ディスプレイ向け描画装置の市場に次ぎ重要な存在となっています。FPS6100の価格帯は200万~500万USドルですが、FPS8100の価格帯は500万~700万USドルで、コンフィギュレーションにより異なります。

***本件に関するお問い合わせ先***

マイクロニックテクノロジーズ株式会社

Tel: 042-433-9403  Fax:042-443-0015

広報担当 梁瀬 恵美子

E-mail:  info_jp@mycronic.com

Mycronic ABについて

Mycronic ABは、フォトマスク用の極めて高精度なレーザー描画装置と、エレクトロニクス産業向け表面実装装置の開発、製造、販売を行っているスウェーデンのハイテク企業です。レーザー描画装置は、世界中の主要なエレクトロニクス企業において、テレビスクリーン、フラットパネルディスプレイ、半導体の製造に幅広く使われています。ソフトウェアアプリケーションを含む表面実装装置は、電子部品の表面実装と、メタルマスク不要のハンダジェットプリンティングに用いられています。本社はストックホルム北のTäbyにあり、中国、フランス、ドイツ、日本、シンガポール、韓国、オランダ、イギリス、アメリカに現地子会社を持ちます。ホームページ:www.mycronic.com

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