新製品:半導体用の新しいマスク描画装置 SLX を発表

2019年10月23日-Mycronic AB(マイクロニック、本社:スウェーデン、日本法人:マイクロニックテクノロジーズ株式会社、東京都調布市、代表取締役社長:榎本 弘)は本日、半導体用レーザーマスク描画装置SLXを発表しました。同社にとって半導体市場へ再参入となり、初号機の出荷は2020年末頃を予定しています。SLXは、長期的なトレンドを背景に半導体業界で需要が高まっているローエンドのフォトマスクに対応するとともに、今後予想される老朽化した装置の置き換えおよび近代化のサイクルをサポートするために発表されました。推計によると、半導体市場では今後1年当たり58台の描画装置の需要が見込まれ、レーザーマスク描画装置の市場は3,000万~5,000万米ドルと推定されています。競合が存在する分野ですが、マイクロニックは今後の需要の大部分を獲得することを長期的な目標としています。

 

マイクロニックはフォトマスクを製造する先進的なマスク描画装置をご提供しており、様々な分野で使用されています。現在販売中の装置はディスプレイ(テレビ、スマートフォン、タブレット等)用及びマルチパーパス用の描画装置で、幅広いアプリケーションに対応することが可能です。また、過去に販売した半導体用レーザーマスク描画装置Sigma及びOmegaの保守サービスも行っています。

 

半導体産業では年間約60万枚のフォトマスクが製造されていますが、7075%はレーザーのマスク描画装置によって描かれたローエンド品です。このように、レーザーマスク描画装置は、半導体の製造において現在でも非常に重要な存在です。しかしながら、投資は最先端の製品に集中してきました。ここ数年、レーザーのマスク描画装置市場は、いくつかの長期的なトレンドに牽引されて、前向きな発展を見せています。1つは、成熟したデザインノードが、信頼性とコストが重要であるIoTや自動車ソリューションなどによって新たな成長をしていることです。また、中国では半導体市場の拡大が続いており、最先端・ローエンドともに需要が拡大しています。さらに、ローエンドのマスク描画装置の置き換えサイクルが今後到来します。この市場で使用されている装置は一般に15年から25年前のものであり、保守が困難で運用コストが高額という問題に直面しています。

 

SLXはディスプレイ用マスク描画装置と同じ技術をベースにしており、先日発表したEvoコントロールプラットフォームを搭載しています。ディスプレイ用マスク描画装置と半導体用マスク描画装置が技術プラットフォームを共有することにより、現在および将来の技術開発と既存のサービス組織の活用で相乗効果を発揮します。

 

マイクロニック上級副社長兼PGゼネラルマネージャー Charlott Samuelssonのコメント:

「弊社は半導体業界の主要企業と緊密な関係を築いており、レーザーマスク描画装置分野において、魅力的でコスト効率の高い最新ソリューションをお客様にご提供できると確信しています。マイクロニックはディスプレイ向けと半導体向けの開発を組み合わせ、活用することで、両方の産業分野のお客様と長期的なパートナーシップを確立することができます。」

***本件に関するお問い合わせ先***

マイクロニックテクノロジーズ株式会社

Tel: 042-433-9403  Fax:042-443-0015

広報担当 梁瀬 恵美子

E-mail:  info_jp@mycronic.com

Mycronic ABについて

Mycronic ABは、フォトマスク用の極めて高精度なレーザー描画装置と、エレクトロニクス産業向け表面実装装置の開発、製造、販売を行っているスウェーデンのハイテク企業です。レーザー描画装置は、世界中の主要なエレクトロニクス企業において、テレビスクリーン、フラットパネルディスプレイ、半導体の製造に幅広く使われています。ソフトウェアアプリケーションを含む表面実装装置は、電子部品の表面実装と、メタルマスク不要のハンダジェットプリンティングに用いられています。本社はストックホルム北のTäbyにあり、中国、フランス、ドイツ、日本、シンガポール、韓国、オランダ、イギリス、アメリカに現地子会社を持ちます。ホームページ:www.mycronic.com

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