半導体用マスク描画装置 SLX を 2 台受注

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2020年3月17日 - Mycronic AB(マイクロニック、本社:スウェーデン、日本法人:マイクロニックテクノロジーズ株式会社、東京都調布市、代表取締役社長:榎本 弘)は本日、半導体用フォトマスク描画装置SLXを米インテル社から2台受注したことを発表しました。今回受注したお客様指定仕様のSLXの価格帯は2台合計で1,000~1,500万USドルで、1台目は2021年上期に、2台目は同年下期に出荷される予定です。

 

2019年10月に発表されたレーザーマスク描画装置SLXは、長期的なトレンドを背景に半導体業界で需要が高まっているフォトマスクに対応するとともに、今後予想される老朽化した装置の置き換えおよび近代化のサイクルをサポートします。半導体製造におけるフォトマスクの約70~75%がレーザーマスク描画装置によって描画されており、その位置づけは今後更に重要になると言えます。最新の半導体用マスク描画装置SLXは、ディスプレイ用マスク描画装置と同じ技術をベースにしており、先日発表したEvoコントロールプラットフォームを搭載しています。

 

マイクロニックはフォトマスクを製造するマスク描画装置を提供しており、様々な分野で使用されています。ディスプレイ(テレビ、スマートフォン、タブレット等)用、半導体用及びマルチパーパス用の描画装置を取り揃えており、幅広いアプリケーションに対応することが可能です。

 

マイクロニック 描画装置担当上級副社長Charlott Samuelssonのコメント:

「インテル社は半導体業界でフォトマスク開発を牽引するリーディングカンパニーです。今回のご注文とそれに関連するコラボレーションは、貴重な経験と価値をもたらします。また、この受注は真価を認められたということも意味し、SLXがレーザーマスク描画装置の最も厳しい要求仕様を満たす性能を有することを裏付けるものです。」

***本件に関するお問い合わせ先***

マイクロニックテクノロジーズ株式会社

Tel: 042-433-9403  Fax:042-443-0015

広報担当 梁瀬 恵美子

E-mail:  info_jp@mycronic.com

Mycronic ABについて

Mycronic ABは、フォトマスク用の極めて高精度なレーザー描画装置と、エレクトロニクス産業向け表面実装装置の開発、製造、販売を行っているスウェーデンのハイテク企業です。レーザー描画装置は、世界中の主要なエレクトロニクス企業において、テレビスクリーン、フラットパネルディスプレイ、半導体の製造に幅広く使われています。ソフトウェアアプリケーションを含む表面実装装置は、電子部品の表面実装と、メタルマスク不要のハンダジェットプリンティングに用いられています。本社はストックホルム北のTäbyにあり、中国、フランス、ドイツ、日本、シンガポール、韓国、台湾、オランダ、イギリス、アメリカに現地子会社を持ちます。ホームページ:www.mycronic.com

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