半導体用マスク描画装置SLXを受注
2021年12月17日 -Mycronic AB(マイクロニック、本社:スウェーデン、日本法人:マイクロニックテクノロジーズ株式会社、東京都調布市、代表取締役社長:呉 健治)は本日、フォトマスク描画装置SLXをアジア地域の既存顧客から受注したことを発表しました。受注金額の価格帯は300~500万USドルで、2023年第1四半期に出荷される予定です。
レーザーマスク描画装置SLXは、半導体業界で需要が高まっているフォトマスクに対応するとともに、今後予想される老朽化した装置の置き換えおよび近代化のサイクルをサポートします。半導体製造におけるフォトマスクの約70~75%がレーザーマスク描画装置によって描画されており、その位置づけは今後更に重要になると言えます。最新の半導体用マスク描画装置SLXは、マイクロニックのディスプレイ用マスク描画装置と同じ技術をベースにしています。
マイクロニック 描画装置担当上級副社長Charlott Samuelssonのコメント:
「SLXへ引き続きご関心をお寄せいただき大変嬉しく思います。SLXは持続可能性を念頭に置いて開発されており、性能と生産性を確保するだけでなく、エネルギー消費量を大幅に削減しています。」
マイクロニックはディスプレイ製造用および半導体製造用のマスク描画装置を提供しています。
***本件に関するお問い合わせ先***
マイクロニックテクノロジーズ株式会社
広報担当 梁瀬 恵美子
Tel: 042-433-9403 Fax:042-443-0015
E-mail: info_jp@mycronic.com
Mycronic AB
Sven Chetkovich, Director Investor Relations
Tel: +46 70 558 39 19
E-mail: sven.chetkovich@mycronic.com
Mycronic ABについて
Mycronic ABは、フォトマスク用の極めて高精度なレーザー描画装置と、エレクトロニクス産業向け表面実装装置の開発、製造、販売を行っているスウェーデンのハイテク企業です。レーザー描画装置は、世界中の主要なエレクトロニクス企業において、テレビスクリーン、フラットパネルディスプレイ、半導体の製造に幅広く使われています。ソフトウェアアプリケーションを含む表面実装装置は、電子部品の表面実装と、メタルマスク不要のハンダジェットプリンティングに用いられています。本社はストックホルム北のTäbyにあり、中国、フランス、ドイツ、日本、シンガポール、韓国、台湾、オランダ、イギリス、アメリカに現地子会社を持ちます。ホームページ:www.mycronic.com