優れた革新的技術を称える国際賞 Millennium Technology Prize 2022 の候補者推薦受付を開始。平等性、倫理、資源の賢い使用など新たな特色を推薦基準に追加

 次回のMillennium Technology Prizeは、20221025日に授与される予定です。そこで202182日から10月25日まで、世界中の組織および軍事技術を除くあらゆる分野を対象に、本賞にふさわしい画期的な革新の推薦を募集します。

今回推薦を募るに当たり、基準が改定されました。Millennium Technology Prizeは、これまでと同様に人類の生活を広範囲にわたり改善し、持続可能な開発を促進する技術革新に授与されます。しかし、今回改定された基準では、技術革新が自然資源を保全し、人類の平等性と生物多様性を促進する可能性も考慮します。さらに、候補者の評価過程には、世界における技術の利用しやすさおよび革新の発展において適用される倫理的行動規範も含まれます。

今後Millennium Technology Prizeは、技術の使用により多くの課題が生まれたとしても、このような課題の解決で主要な役割を果たすのは技術である点も強調してまいります。また技術の使用により、倫理的な問題が生じているかもしれません。さらに、地理的、社会的、金銭的および文化的な相違が原因で、技術進歩の成果が全人類に平等に行き届いていません。

Millennium Technology Prizeを授与するフィンランド技術賞財団のCEOであるMarkku Ellilä氏は、次のように述べています。「私たちは人類に対する善行において、地球と生物圏を犠牲にしてある程度の成功を収めてきました。さらに、プライバシーやデータを用いた働きかけに関する倫理的な課題を抱えており、技術革新が緊急に必要です。そして技術革新の応用は、既存の被害を修正し、現在の状況を改善し、今後の被害を防ぐものでなければなりません。私たちは、地球と人類に貢献する善行を幅広く促す革新に対してMillennium Technology Prizeを授与してまいります」。

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Millennium Technology Prizeは、独立財団のフィンランド技術賞財団(Technology Academy Finland)により隔年で授与され、賞金額は100万ユーロです。後援者はフィンランド共和国大統領であり、第一回の授与は2004年でした。過去の受賞者には、幹細胞を開発した山中伸弥氏、データストレージの容量を高密度化したスチュアート・パーキン氏、およびDNAシークエンシングを速く低価格で行う手法を開発したデヴィッド・クレナーマン氏とシャンカー・バラスブラマニアン氏が含まれます。また10人の受賞者のうち3人は、のちにノーベル賞を受賞しています。

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