Valtraの新シリーズ「The Boss」にTYRIの特別デザイン照明を提供
トラクターメーカーのValtraは先日、「The Boss」という愛称で呼ばれる、第6世代Sシリーズのトラクターを発表しました。この力強いトラクターの人目をひくデザインは、性能を高めると同時にブランドアイデンティティと魅力を生み出しています。TYRIが特別にデザインした照明は「The Boss」を際立たせるデザイン要素の一つであり、ディバイディングライト、DRL (デイランニングライト）、統合型ワークライトが一つのユニットの中にまとめられています。
Valtraの第6世代Sシリーズは、モダンでダイナミックなデザインの中に優れた形状と機能を兼ね備えています。ボンネットの滑らかな傾斜により、前方の視界は非常に良好です。そしてSシリーズは、最新のLEDメイン/ロービーム、LEDデイタイムランニングライト、LEDフロントワークライトを組み込んだ完全統合型の照明ユニットを業界で初めて採用しています。
Valtraのためにこうした統合型フロントライトユニットを開発するにあたって、TYRIは全社の照明に関する専門知識を結集しなければなりませんでした。Valtraが求める仕様は明確で、期待値も高いものでした。しかし、結果として素晴らしい照明ユニットができあがったとValtraの社員は語りました。
「結果として、これまでにないハイレベルな照明ユニットを設置することができ、第6世代Sシリーズは非常に個性的な外観になりました」と、Valtraのインダストリアルデザイン＆ユーザーエクスペリエンスの責任者であるKimmo Wihinenは言います。
TYRIにとって、Valtraの新型Sシリーズ向けの照明を開発できることは名誉ある仕事でしたが、求められる仕様に沿って承認を得られるドライビングライトを開発するのは簡単なことではありませんでした。開発作業には2年近くを要しました。
「デザインとユーザーエクスペリエンスに関して妥協することなく、最良の照明を作るために、全社で協力し合いました。実にエキサイティングな挑戦でした。作業灯によってボンネットが眩しくならないようにするなど、多くの課題がありました。ルーフ上の照明の光線を交差させることで、こうした課題を乗り越えました。最終的な仕上がりにとても満足しています」と、TYRIスウェーデンのセールスマネージャーであるAnders Wammanは言います。
ValtraのSシリーズのUnlimited版では、TYRIのインテリジェントライティングシステムのINTELLilightもオプションとして利用できます。
Valtraについて：
Valtraは、Valtraトラクターの開発、製造、販売およびサービスを行っており、各トラクターはお客様の個別のニーズに合わせて設計されています。多用途性と信頼性で知られるValtraのトラクターは、厳しい気候条件に耐え、最も過酷な作業条件でも最高の性能を保証できるように作られています。ValtraはAGCOのグローバルブランドであり、北欧諸国の大手トラクターメーカーであると同時に、ラテンアメリカで最も人気のあるブランドの一つです。
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AGCOについて
AGCO(NYSE:AGCO)は、農業機械と精密農業の設計、製造、販売におけるグローバルリーダーです。Fendt®、GSI®、Massey Ferguson®、Precision Planting®、Valtra®などを含む差別化されたブランドポートフォリオを通じて、お客様に価値を提供します。
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Anders Ekhammar, Press Officer, TYRI Sweden, tel. +46 (0) 707 46 25 79, anders.ekhammar@upstreamcom.se
TYRIグループは重機械用作業灯の業界リーダーです。当社はLED技術を活用して、インテリジェントな作業灯ソリューションを開発しています。そうしたソリューションを通して、大型車両や鉱業、林業、建設業、農業、資材運搬などの分野が持つ、特殊で厳しいニーズに応えています。製造拠点はスウェーデン、英国、米国にあります。グループの総売上は約5,000万ユーロです。
