新製品:半導体用の新しいマスク描画装置 SLX を発表
2019年10月23日-Mycronic AB(マイクロニック、本社:スウェーデン、日本法人:マイクロニックテクノロジーズ株式会社、東京都調布市、代表取締役社長:榎本 弘)は本日、半導体用レーザーマスク描画装置SLXを発表しました。同社にとって半導体市場へ再参入となり、初号機の出荷は2020年末頃を予定しています。SLXは、長期的なトレンドを背景に半導体業界で需要が高まっているローエンドのフォトマスクに対応するとともに、今後予想される老朽化した装置の置き換えおよび近代化のサイクルをサポートするために発表されました。推計によると、半導体市場では今後1年当たり5~8台の描画装置の需要が見込まれ、レーザーマスク描画装置の市場は3,000万~5,000万米ドルと推定されています。競合が存在する分野ですが、マイクロニックは今後の需要の大部分を獲得することを長期的な目標としています。 マイクロニックはフォトマスクを製造する先進的なマスク描画装置をご提供しており、様々な分野で使用されています。現在販売中の装置はディスプレイ(テレビ、スマートフォン、タブレット等)用及びマルチパーパス用の描画装置で、幅広いアプリケーションに対応することが可能です。また、過去に販売した半導体用レーザーマスク描画装置Sigma及びOmegaの保守サービスも行っています。